投資で大きく儲ける人は・・・ [投資一般]
投資で大きく儲ける人は、相場の見方において少数派に属しています。少数派だったら常に儲かるわけではないが、儲けられる人は少数派です。これは、どういう事か?
そもそも、投資で長期的に儲け続けている人はごく少数である、という事実が存在します。全体の数%と言われていますね。これは何を意味しているかというと、周りの投資家の様子をうかがいながら真似して投資する人は、長期的にはけっして儲けられない、ということなのです。
つまり、まわりと同じ投資行動をとらないと安心できない人は投資に向いていないわけです。
例えば、この5月下旬以降の株式相場の暴落局面で、効率的に大儲けした人はどういう人でしょうか?
上昇トレンドに対して逆張りで狙っていた人で、これは全体の中では少数派ですね。上昇の相場観を持っていた多数派の人々がパニックを起こし、我先に損切りをする過程で急激に相場が動くのです。それを取りに行ければ、短時間でも大きく稼ぐことができます。
リスク許容量 [投資一般]
どれ位の損失まで耐えられるか?というリスク許容量は、人によってさまざまです。その人の性格や資金量によって大きく異なるので、一概に言えないのです。
また、よく「ドローダウン30%までは耐えられます」のように言われますが、100万円の30%と、1,000万円の30%では状況が全く違ったりします。30万円の損なら耐えられるが、300万円の損失は駄目、という感じですね。
つまり、リスク許容量は率・割合で考えるのではなく、実際の損失額で考えた方がよいのです。
自分のリスク許容量を正しく把握しておく事は重要です。30%くらいの損失は耐えられるだろうと思っていても、いざその状況になると耐えられず、たいへんなストレスを抱えながら損切りするケースが多いからです。
自分のリスク許容量を知っていれば、それを超えないように資金量を調節することができますよね。
いろいろな資金の増え方 [投資一般]
優れた投資法であっても、資金の増え方には様々なパターンがあります。例えば、
① 小刻みに利益が増えていって、ときどき大きく損する。
② 小さな損切りをしていて、ときどき大きく儲かる。
③ 階段状に資金が増えていく。
などは、よくあるパターンです。
こうしたパターンはエクイティ・カーブ(資産曲線)を見れば一目瞭然です。それぞれのパターンによってストレスの中身が違ってくるので、投資法の選択に当っては慎重に考える必要があります。
例えば、上記のパターンには次のようなストレスがあります。
① 時々発生する大きな損によるストレス
② 損切りが多いストレス
③ 資金の増える機会が少なく、期間も短いすとれす
自分はどんなストレスに弱いかをよく考えて投資法を決めることが大事です。
個人投資家が勉強しておきたい事 [投資一般]
投資は、感情に素直に従って行なうと損すると言われています。これは、非合理的な投資行動をしてしまうからで、人間は損をするようにできているとも言われます。
たとえば、有名なパターンが損切りと利食いのタイミングです。
■ 損切りは遅すぎる
■ 利食いは早すぎる
というのが、一般的です。損は必要以上に大きくなり、利益は十分に取れない。つまり、損小利大ではなく、損大利小になってしまうのです。
このような事が起こるのは、次のような心理が働くからです。
■ 含み損が減るかもしれない。まだ利益を確定したくない。
■ 利益を逃したくない。早く利益を確定させたい。
このような感情に支配されるのは人間に普遍的なことであり、これを克服しなければ投資で勝ち残ることはできません。
その意味で、個人投資家は「投資家心理」について十分に学んでおくべきだと思います。「投資家心理」を知っていることで、非合理的な投資行動を避けることも可能だからです。
個人投資家が勉強しておきたい種目 [投資一般]
個人投資家がぜひ勉強しておきたいものとして、日経225オプション取引があります。すぐに実践しなくても、一般教養として学べばよいと思います。その理由は、
① 相場におけるお金の流れ方が見えてくる。
② いま、投資家が相場をどう見ているかがわかる。
③ 投資方法の幅が広がる。上がる/下がる以外の儲け方ができる。
④ ヘッジの方法として利用できる。
⑤ 多数派の負け組みから脱出できるかもしれない。
日経225オプション取引では、個人投資家が参加する他の種目にはないような概念や用語がいろいろ登場します。そのせいで、「難しそう」とか「危険そう」というイメージを抱く人が多いのですが、順序を追って学べば恐れるほどのものでもありません。
また、初心者が直ぐに実践したい場合には、「イーポジ戦略」のような教材を活用すると良いかもしれません。実戦を通して学ぶことができます。
いまバイナリーを始めるなら・・・ [投資一般]
いまバイナリーオプションを始めるなら、60秒バイナリーが狙い目です。一般的なバイナリーオプションに比べて制約が少ないからです。
ふつう、バイナリーオプションでは勝ち負けを決めるタイミング(判定時刻)と取引に参加できる制限時間(締切時間)が決まっています。トレーダーはその時間に合わせて投資を行わなければなりません。
つまり、時間的な制約が大きいのです。
それに対して、60秒バイナリーならいつエントリーしてもOK。自分の信頼できるロジックでサインが出たら、そのタイミングでエントリーすればよいのです。
取引所の設定した時間に合わせるのではなく、自分のロジックを優先すればよいということです。かなり、自由度が高いと思いませんか?
破産を避ける [投資一般]
投資において絶対に避けなければならないこと。
それは破産してマーケットから退場することです。
利益を得る算段よりも、まずは退場しないための備えをするべきです。具体的には、リスク管理・資金管理です。投資資金全体に対して、どの程度の金額をトレードに投じるか?ということですね。
そもそも優位性のない投資法では話になりませんが、たとえ優位性があってもそれが発揮される前に破産したのでは意味がありません。そのようなことになるのは、明らかにトレードに投じる金額が大きすぎるのです。
それでは、自分の投資法に対して、トレードに投じる金額をどうやって決めたらよいのか?
何か、判断の根拠になるような理屈はあるのでしょうか?
実は、【バルサラの破産確率】という理屈があるのです。有名なので知っている人も少なくはないと思います。
【バルサラの破産確率】は、勝率と、ペイオフレシオと、リスクにさらす資金の割合をパラメータとして破産確率を計算したものです。
その結果(の一部)は表やグラフなどで与えられています。ネット上で検索すればいろいろ出てきますので、興味のある方は調べてみてください。破産するべくして破産するのを回避できるでしょう。
不用意に資金を減らさないこと [投資一般]
投資で負けが続けば、資金は減っていきます。特に暴落時など、相場が一方的に動く場合は短期間で損失が拡大します。
失う時には、本当にあっという間だったりします。
しかし、そこで考えて欲しいのですが・・・
その“あっという間の損失”を取り戻す大変さを!
全資金の20%を失ったら、それを取り戻すには20%の利益では足らないんです。減ってしまった資金で取り戻さなければならないので、実は、25%の利益が必要なのです。
それでも、損失が20%だからその程度なのですが、損失が大きくなれば、元に戻すための利益率は急激に大きくなっていきます。たとえば、
● 30%の損失 → 42.9%の利益が必要
● 40%の損失 → 66.7%の利益が必要
● 50%の損失 → 100%の利益が必要
という具合です。
含み損が拡大している時には大した差でなくても、それを取り戻す時には大きな差になることを忘れてはいけません。不用意に資金を減らさないことが重要です。
投資法で一番ありがたい事とは? [投資一般]
投資法で一番ありがたい事は何でしょうか?
私は、損する心配が小さい事ではないかと思います。言い換えれば、投資の結果が安定している事。
表面的な利益率の数字はさほど高くなくても、比較的直線に近い資産曲線を描くような投資法の方が嬉しいですね。
なぜなら、大きな損失を被る可能性が小さいので、複利運用する事が可能だからです。
複利運用は“諸刃の剣”で、不安的な投資手法に使うと危険ですが、安定した投資手法に対しては短期間で資産を大きく増やすこともできます。
私たちの身近にある安定したお金の運用先と言えば、銀行預金ですね。(現実にはありえないけれども、)もし銀行預金のリスクで年利30%だったら、どうですか?メチャクチャ、おいしいですよね。
十年後に、単利運用なら資金が4.0倍ですが、複利運用なら資金が13.7倍にもなっています。ほとんどリスク無しに、というところがミソです。
さすがに実際の相場では銀行預金レベルのリスクは無理ですが、なるべく安定した売買システムを探すことはできます。
自動売買システムなどでも、利益率の高さだけに注目するのではなく、安定性にも目を向けて欲しいと思います。
リスクを取るか、労働を取るか [投資一般]
最近注目されている2つの投資種目、
● バイナリーオプション
● ブックメーカー投資
に共通しているのは、1トレード(1ベット)の利益を大きくしにくいという点です。構造上、そうなっています。
バイナリーオプションは負ければ投資資金が戻ってきませんから、全資金に対して小さな金額しか投資できません。つまり、全資金に対して利益は小さいのです。
投資金額を大きくすれば、利益は大きくなりますが、それ以上にリスクも大きくなります。
それが嫌なら投資金額を小さくして、トレードの回数でカバーするしかありません。つまり、リスクを取るか、労働の多さを取るか、という話なのです。
ブックメーカー投資は裁定取引ですから、そもそも投資金額に対して大きな利益は発生しません。
もちろん、投資金額を大きくすれば利益も大きくなりますが、両建てに失敗して負けてしまった場合のダメージが大きくなります。
リスクと労働のバランスをどうするか。
自分に合ったバランスを考えてください。