短期売買と長期売買 [投資一般]

(当たり前ですが)短期売買と長期売買では対照的な特徴があります。メリット・デメリットが逆さまです。


短期売買でメリットになっている項目が長期売買ではデメリットになっており、短期売買でデメリットになっている項目が長期売買ではメリットになっています。


短期売買のメリットの1つは、トレード数を多く行えることです。トレードは確率的に勝ち負けが決まりますが、トレード数が少ないときには理屈どおりの結果にならない事が多いです。


例えば、勝率60%の方法でトレードしても、10戦10敗ということは十分にありえるのです。しかし、1000戦1000敗はまずありません。これはトレードの回数が多くなるに従って理屈どおりの結果が得られるからです。


優位性のある手法を手にしたら、短期売買のようにトレードをできるだけたくさん行った方がブレが小さくなるのです。


また、その事と関係しますが、短期売買の方がトレード手法の欠点を早く発見し、修正することができます。これも短期売買のメリットです。


一方、短期売買のデメリットとして、スリッページや手数料が利益に対して大きいということがあります。つまり、相対的に負担が大きいのです。


また、短期売買はトレード数が多くなるだけに、手動で注文する場合には作業の負荷が大きくなります。


このように、短期売買と長期売買を比べた場合、どちらかが一方的にメリットが大きいということはなく、何を優先するかによってどちらを実践するかが決まります。


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